オタクすぐ悩む
オタクっていうと世間はガチ勢をイメージするけど、
我は好きなジャンルでもせいぜい「クラスで2、3番目に詳しい奴」レベル。
推しコンテンツの中でも狭〜い部分に興味と拘りがあるだけ。
知識量が劣っても勉強する熱意あるオタクでもない。
ちょっと拘りがあるのがアニメ漫画ゲームといったオタ分野なだけで、何かに精通してるわけでもない、ただ好き嫌いが人より激しいくらい。オタクの性質を持って生まれただけ。
だから中途半端すぎてオタク名乗っていいのか悩んだ時期もあった。
最近は「ファッションオタク」といって、一般人がアニメを見たレベルでオタクを自称するパターンもある。
オタクなんてそもそもが誇れるもんじゃないのに狂気の沙汰である。
「オタクは業」。
ファッションオタは「人気コンテンツを利用して自分が目立ちたいだけ」などと思われガチ勢には嫌われている。
ジャンルをよく知らない新参者・にわかオタも「コンテンツをコミュニケーションツール扱いしやがって」とガチ勢に嫌われている。
世間的にもどちらかといえばオタクは嫌われている。
我にしてみれば、(人として最低限のマナーさえ守ってくれれば)ジャンルを盛り上げるエンジョイ勢はありがたい存在だ。
オタク分野だろうと恐れず飛び込めるバイタリティ、オタ属性付加程度ではビクともしない安定し充実した彼らのリアルを思えば少々憎らしくなるくらいで、実害はなんにもない。
ガチ勢も雲の上のはるかな高みから見守っていてほしい。
我は「不交流系ぼっち・不勉強・にわかオタ」だ。
知識を披露したいでもない、誰かに押し付けたいわけでもない、ただ自分の感覚で好きなものの好きなとこ嫌いなとこをただ羅列して分析したいだけ。
どんな素晴らしいものを読んで感動しても作者に話かけたくはならないし、コミュ障ゆえ誰かに話かけられても困る。
そう、我はただ周囲に疎まれているタイプのオタクだ。
泣きたい名曲。