最近でもないけどハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーを観た。
エピソード7(フォースの覚醒)、8(最後のジェダイ)も見た。
残念ながら面白くなかった。
CGは進化してるもののキャラクターがイマイチで、行動原理も「えっ?」の連続。
ハンソロのチューバッカとの出会いなんて「そんなもん?」で拍子抜け、吊り橋効果→急接近みたいな浅いシーンはB級映画のカップル並にあっても特に強い絆が生まれる名エピソードもない。
新シリーズのレイにもフィンにもカイロ・レンにも(無論ローズにも)大して興味は持てないまま。
映画は一応全部見た程度のにわか的には、SWは宇宙活劇だけあって「とにかくカッコよく!戦闘機で宇宙戦闘とSFチャンバラがしたい!」熱意は感じるが大味でもある。
まぁ描写したいメインが宇宙戦争の続く世界観で、人間を深く描く気はないんだろう。
最後のジェダイも味気なかった…。
そんなわけでキャラに愛着があまり湧かないので、ストーリーには注目していない。
宇宙戦闘機による戦闘も長いので早々に飽きてしまうが、これが1作目当時は「スターウォーズはSFをエンターテインメントにした!」と評価され革新的だったんだ。
映像技術はめざましく進化してるものの、チューバッカや異星人はこれまでのシリーズを踏襲しておりビジュアルに進化は感じない。
宇宙戦闘機も未だに初期デザインを引き継いでいるので流石に古臭い操縦席とか操縦席とか。
そんな自分の考えるスターウォーズの一番の魅力は、あのバリバリSFの中で異色の「ジェダイ」という神秘的なシステム。
あの世界を生きる孤高で高潔なジェダイの生き様が良いのだ。
ブンブン戦闘もカッコいい。
誰かさんによって伝説上の存在になってしまったが…
音楽も最高にいい。
オープニングロールが流れるだけで否応無しにワクワクする。
あとはタトゥイーンなんか、辺境の星に種族入り乱れて生活が定着している猥雑感とエキゾチック感がうまく出ててSFとして良い。
ヨーダはあのナリで圧倒的に強いギャップがいいし、オビ=ワン・ケノービ、クワイ=ガン・ジンらもザ・ジェダイなので好きだ。
初心者にお勧めするならエピソード1〜3はストーリーも人間ドラマメインでCGもそこそこ見られるのでオススメ。あのダースベイダーが如何に生まれたかはドラマチックだ。
オススメといえば、エピソード4のストーリーを抑えたら
是非ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーを見てくれ!!
スピンオフだしクライマックスまで地味で辛いが、
我(われ)的にはローグ・ワンが一番面白いスターウォーズ。
まとめ
今更見るには大味で古臭く感じてしまうかもしれないスターウォーズ。
楽しむにはSF西部劇とも言われる世界観を受け入れ、その時その時のキャラクターに全力で感情移入することだ。
宇宙戦争に翻弄される人々と命の呆気なさに諸行無常を感じることができる。
そして何よりヒーローであるジェダイがいい!フォースとライトセーバーによる戦闘は唯一無二!カッコいいぞ!!
ちなみに最高傑作はジェダイの登場しない「ローグ・ワン」だ!!!
may the force be with you.