予告を見る。
薄汚れたプーの姿。
……これは現実に疲れ心を病んだ大人の話だ。
見たら傷付くに違いない。と思って敬遠したのだった。
65/100点
とんでもございませんでした。
ちゃんとかわいかった。
色褪せてどこかくたっとしているプーたちがなんとも健気で可愛い。
シリアス過ぎもせず、プーの”たりなさ”もぜんぜん許容範囲だし、
100エーカーの森の仲間たちに癒される。
もっとかわいくしようと思えばできただろうに、控えめなデザインなのがまたすげーかわいいんだよ。
クリストファー・ロビンにクリストファーロビンらしさは特段ないのだが、
かつてプーと過ごした”あなた”はみんなクリストファーロビンなのだ。
そういうことだろ?
ふだんは字幕派なのだがこれは吹き替えで見た。
難しく考えすぎな大人たちよ、クリストファー・ロビンにもどろう。