人類、正しさなんてここにはないよ

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【正直感想】『ポリス・ストーリー/香港国際警察』で、香港アクションを浴びる

 

香港映画のアクションが見たくてチョイス。

 

香港警察は麻薬組織のボスを逮捕すべく、その美人秘書を検察側の証人として引っ張り出すことに成功。
組織に消されないようジャッキー・チェンが護衛する。
というシンプルなストーリー。

 

youtu.be

 

68/100

香港の中心部ではなくほぼ郊外か田舎で撮影しているので80年代香港に言うほど浸れないが、
違法建築のバラックなど、”あの時代の香港”は感じられる。

 

そしてこの映画の最大の見所と言えばアクション。
アクション、そしてアクション!
バスがグーン!窓からバーン!バイクでドーン!
CGもVFXもない時代の体を張ったアクション、文字通り命懸けでヤバい。


ああっ!ワァーーッ!!危ないって!!!
危険すぎて、今じゃ絶対できない生身のハチャメチャアクション!
見ているこっちがハラハラして叫んでいる。

 

とにかくアクションが全部本物。
ガラスがあればガシャーーン!
さすがにジャッキー若ぇ~~!
落下とエスカレーターは痛ぇ~~!
ヤケクソにエネルギッシュなアドレナリン映画。

 

テン!テンテン!テンテン!で始まるテーマソング(英雄故事)が耳に残り、中途半端なラストシーンもクセになるのだった。

 

彼女の扱いもヒドくて笑えてくるし、ツッコミどころが多くてこの時代の香港映画にしかない謎パワーに満ちている。

 

エンドロールも撮影のビハインドシーンになっているが、いくらリハや受け身の訓練を重ねてもやはり危険。正気じゃない。